ライブレポート

Live Report

10/5(水)ランチライブ「おひるどき」ライブレポート

「おひるどき」
出演:加賀屋みき
10月5日(水)12:20~ @日本工学院3号館12階学生ラウンジ 

加賀屋みき。東京生まれ東京育ち。
彼女は24歳という若さながらもギター1本と、どこか哀しく、切ない声で
心のままに歌い上げる女性シンガーソングライターの一人です。

2013年には”The 7th Music Revolution宮路楽器大会うたごころ選手権”でグランプリ
を受賞する等、確かな実力の持ち主であり、多くの人々の心を日々揺さぶっています。
普段はライブハウスを拠点として活動している彼女が今回この「日本工学院」にてライブ
をするという事で、今回そのライブの模様をレポートさせて頂きました。

今回ライブをするのは日本工学院3号館の12階にある学生ラウンジ。
普段は学生達が自習したり、ご飯を食べたり団欒する場所として使われています。
沢山の椅子とテーブルが並べられており、
ステージは「おひるどき」「ランチライブ」の文字、
落ち葉のモチーフが飾られていて、秋らしいステージになっています。

開演前からゾロゾロと入ってくるお客さんの数々がライブ会場の緊張感を高めさせていきます。
会場はほぼ満員御礼、立ち見もちらほら見かけられ、ライブへの期待が高まります。

MCの紹介によって颯爽と登場した加賀屋みきさん。青いワンピースをまとっていて、なんとも爽やかです。

”加賀屋みきです”

しっとりと優しい声で自己紹介をし、
力強いアコギのカッティングの音が入った瞬間、会場全体が一気に加賀屋さんの雰囲気に包まれました。

1曲目は、疾走感がありながらどこか悲しげがある所が魅力である「日常」 。
小柄でありながら、しっかり地に足をつけて、全身全霊で歌い上げる加賀屋さん。
お客さんも初めて生で聞いた加賀屋さんの歌声に圧倒され、引き込まれていきました。

「流星ミラクル/いきものがかり)」は自身が人前で披露した初のカバー曲。
聞き馴染みのあるメロディーに身体を揺らすお客さんも少なくありません。
普段しないと言っていたカバー曲でしたがそんな事は微塵も感じさせない魅力的な1曲でした。

”おひるどきですが夜の曲を。 ”
そう言って始まったのが「深夜遊園地」 。
今までの加賀屋さんの曲とは打って変わって、ワルツ調で、プログレッシブなサウン
ドがラウンジ内に響き渡ります。長い髪を揺らしながら激しくギターをかき鳴らす彼女は必死で何かを伝えようとしている印象があり、真っ赤な照明で照らされる加賀屋さんがとても印象的でした。

ラストを飾ったのは「Blue New World」 。爽やかで力強さが特徴であるこの曲は最後にふさわしく、希望と自信に満ちあふれていて、魅力が全面に押し出されたパフォーマンスとなりました。

今回のライブを通じて、我々スタッフは更に加賀屋みきさんがどんな人物で何が好きで何
が嫌いで...と彼女の事をもっと知りたくなりました。
お客さんは初めて見て、そして聞いた加賀屋さんの演奏にどんな感情を抱いたのか、
とても気になります。少なくとも、彼女の歌声に興味を抱いた人達は沢山いたのではないかと思います。

”加賀屋みき”というアーティストが今後どう飛躍を遂げていくのか、
とても楽しみに感じた「おひるどき」の一幕でした。

                 担当:コンサートイベント科制作コースA班

日本工学院 蒲田校 ce科 制作コース 23期
東京都大田区西蒲田5-23-22
0337321112