10月19日(水)12時25分から、日本工学院3号館12階学生ラウンジにてC班のランチライブが行われた。
出演アーティストは、全員日本工学院蒲田校の生徒で、全国上位の実力を持つヒューマンビートボクサーであるMU科のRYOm2さんと、三味線で数々の大会に出場し、現在は「公益財団法人日本民謡協会青少年少女指導者」として活動しているCE科の伊藤禎章さんの2人によって結成された『陽炎』、MU科所属の男性4人(リーチさん、Shuさん、TAFさん、やーまんさん)と女性1人(由希奈さん)によって結成され、今回の活動が初めてとなる『BOX1』の2組である。
開場して間もなく、次々と客席が埋まり、立ち見席も開演する頃には観客でいっぱいになっていた。
スタッフは全員仮装(狐のお面やサングラス、ディズニーキャラクターなど…)しており、パリピ感が開演前にも関わらず来場者の方々に伝わっていたのではないだろうか。
そしてついに開演し、まずはMCからスタート。客席もザワザワし始め、会場のボルテージが上がった。
アーティスト紹介では、出演者である陽炎とBOX1に加え、今回ポスターとフライヤーのデザインを描いてくださったマンガアニメーション科の3名の紹介があり、拍手喝采であった。
そしてまずは陽炎のRYOm2さんのステージが始まった。Voice percussionに普段触れていない人でもその凄さを感じられるようなもので、あっという間に観客はRYOm2さんの世界へと引き込まれていった。
続いて伊藤さんも登場し、ここから『陽炎』の世界の始まりだ。
様々なテンポでも2人の息が合っており、伊藤さんの三味線の迫力には圧巻であった。三味線とVoice percussionという今まで観たことの無いコラボに、観客は圧倒され、見入っていた。
次に伊藤さんの三味線ソロを挟み、ついに『BOX1』の登場だ。
それぞれの個性を活かした振付とアップテンポなメロディーに乗せた歌詞と5人のハモりでパ
リピ感を演出し、あっという間に会場が〈パリピ〉の世界へと変化した。曲中の「パリピ~♪」では、観客も声を合わせて出していたり、クラップしたりと、盛り上がりは最高潮。ステージと客席が一つになれていたのではないだろうか。
そしてMCが最後に締め、終演。会場には余韻が残っており、多くの方があっという間に感じたランチライブだったのではないだろうか。何よりも出演者が日本工学院の生徒ということもあり、観ていた生徒にはとても良い刺激になったのではないかと思う。
今日のランチライブを通して、また今回のような、出演者もスタッフも全て学生で担っているライブを作り上げたいと思えた、最高のおひるどきであった。
そして今回出演してくださったアーティストの方々のこれからにも期待だ。
日本工学院専門学校コンサート・イベント科23期 制作コースC班